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球技は点数を取り合い勝負を決するものがほとんどですが、バレーやバスケ、テニス、卓球など比較的短時間で点数が動くものもあれば、野球やサッカーなど0対0のまま進むことが珍しくないものもあります。
制限時間内で決着がつかない場合、引き分けで終えるか延長戦を行うかどちらかになりますが、その延長戦の方法のひとつがサドンデスです。うっかり韻を踏んでしまいました。
前後半を戦い終えて同点のまま延長戦に入った場合、できる限り短時間で勝負を決するために用いられるのがサドンデスという方式です。
延長で決められた時間に関わらず、どちらか一方がゴールを決めて得点を取った時点で終了するというルールです。英語で書くと「sudden death」つまり「突然死」ということですね。怖い名前です。
現在、延長戦でこのサドンデスが取り入れられなくなっています。
「デス（死）」の響きが良くないからでしょうか、いつ頃からか「Ｖゴール方式」と呼ぶようになり、その後、ゴールデンゴールという名前に変遷しています。
しかし、そもそも決められた延長戦の時間を戦い切らずに点数を取ったら終わりというのが、サッカーのルールとしてどうなんだという話もあり、今では普通に時間一杯戦うのが自然なスタイルとなっています。
延長戦を時間一杯戦っても決着がつかない場合に行われるのがPK戦。キーパーと1対1で5人の選手がPKを行い、決まったゴール数で決着を付けるものです。
このPK戦で5人が蹴り終わった時点でなお同点になることがあります。ここで登場するのがサドンデスです。先に決めた方が勝ちとなります。
もちろん先攻後攻があるので、先攻の選手が決めてすぐ終わりではなく、後攻の選手も蹴った上で、得点に差が出たらゲームが終了というルールです。サドンデスはデスらず。しぶとくルールとして生き残っていますね。
さて、全然関係ないですが、こんなおもしろPK動画があったので、よろしければ最後にご笑覧ください。何故かPKで顔面ブロックし続けるキーパーの動画です。
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